犬にとって、ご飯はかけがえのないものですよね。
今は、ドライフードからウエットフード、フリーズドライなど、いろいろな種類のドッグフードがありますよね。
種類がたくさんあるのでどれにしたらいいのか迷う人も多いのではないでしょうか?
どんなご飯が犬が喜ぶのでしょうか。
なにがウチの犬にとってベストなのでしょうか?
それぞれメリットとデメリットがあります。
今回は、それぞれの特徴を踏まえ、メリット・デメリットを見ていきたいと思います。
犬のごはんのおおざっぱな歴史
昔はドッグフードなどなく、犬は人間の残飯をもらっていました。
イギリスで、野良犬が捨てられていたビスケットを食べていたのをヒントにドッグフードが誕生しました。
日本には、アメリカ軍により持ち込まれ、1960年頃、日本にもドッグフードの会社ができました。
ドライフードが残飯よりも価値のあるものとしてステータス的なものになっていったようです。
確かに子供のころ、室内犬なんて珍しかったころ、近所にドッグフードを食べている犬はあまりいませんでした。
開発が進み、特にドライフードは保存性が高く、利便性と一定の栄養が摂れることから、主流になりました。
いまだにドライフードを食べている犬が主流ではないでしょうか。
現在では、ウエットフードや缶詰、加熱していないフリーズドライなど、多岐にわたって商品が生み出されています
また、手作り食を推進する人たちも出てきました。
今ほど多岐にわたっていろんなフードを選べる時代はないでしょう。
ドライフード
ドッグフードといえば、やはりドライフードをまず思い浮かべるのではないでしょうか?
犬も子犬の時から、ドライフードをふやかしたものを食べていたりと、犬にとっても食べ慣れたものでもありますよね。
メリット
一定のレベルの栄養をバランスよくとることができる。
手軽
保存がきく
デメリット
水分量が少ない
高温で処理されてるので、熱に弱い栄養素が破壊されている可能性が高い
安全性の確認ができない
手軽で保存性はありますが、高熱で処理されるので栄養素が破壊されたり、水分量が少ないといえるでしょう。
水分は犬にとって生命維持にとても重要です。体温を一定に保つ役割や体に必要のないものを排泄したりと大きな役目があります。
ドッグフードの水分量は10%以下なので、食べ物から摂取する分の水分量を別にとる必要があります。
缶フード
缶フードはどうでしょうか?
ドライフードに比べて食いつきがいいので、特別な時やドライフードに混ぜてご飯にしている方が多いのではないでしょうか。
メリット
一定のレベルの栄養をバランスよくとることができる。
水分がとれる
ドライフードに比べて食いつきがよい
水分がとれる。
デメリット
ドライフードほどではないが、高温で加熱処理をするため、栄養素が破壊されている可能性が高い
安全性の確認ができない
ドライフードに比べて価格が高い
ドライフードより、水分量があり、犬の食いつきもよいですが、価格が高いので、継続的にあげるとなると、出費がかさみますね。
フリーズドライ・冷凍フード(生肉など)
非加熱のフードです。特に愛犬家に多いかもしれません。
馬などの生肉を犬の健康によいとのことで与えているおウチも増えているかもしれません。
メリット
食材本来の栄養を最大限に摂取できる
調理の手間なく生食を与えられる
毛艶がよくなり、口内環境もよくなる
デメリット
解凍や水に戻す手間がかかる
冷凍の場合、保存場所の確保が必要で解凍後の衛生管理に注意が必要
コストが高い
総合栄養食にはならない
生食に慣れていない犬は、慣れるまでちょっとハードルが高いかもしれません。
生食なので、本来の栄養をそのまま摂取できるのは大きなメリットとですね。
手作り食
最近は手作り食にしている人も増えてきました。
手作り食のレシピ本もでていたり、ネット検索すればレシピがたくさんのってます。
メリット
新鮮で安全な材料を使うことができる
年齢や体質によって調整できる
食材から水分が摂れる
愛情をかける喜び+犬との絆が深まる。
デメリット
加熱によって栄養がある程度破壊される
手間がかかる
少数派なので理解が得られにくい
犬の栄養について勉強が必要
手作り食を正しくするには、ある程度の知識は必要です。手間はかかりますが、自分の犬にあったごはんをあげられる安心感は格別ではないでしょうか。やはり犬は手作食は大好きなので絆も深まることでしょう。
ちなみに、ウチの犬は、ドライフード、ウエットフード、生食、手作り、いろいろ試してみて、今は、朝はトッピングしたドライフード、夜は手作り食にしているよ。
まとめ
いかがでしょうか。
それぞれ一長一短あると思います。
今は、いろんな専門家が、あーしたらよい、こーしたらよいなどレクチャーがありますが、一つの基準として総合栄養食がありますが、確固たる決まりやこうすべきなどというものがないため、何がよいのかわからなく混迷してしまうかもしれません。
いろんなものを若いうちから食べておくことが大事だと思います。
ドライフードも手作りも、生食もなんでも、犬の様子を見ながらいろいろ試して自分の犬に合ったごはんを見つけてくださいね。